「タイプ分け」に潜む危険性。

「タイプ分け」に潜む危険性。

こんにちは!
なぎやきょうこです。

「心理テスト」や「性格タイプ診断」てよくありますよね。
雑誌などで見かけると、つい試してみたくなります。

お楽しみ占いっぽいライトなものから、
ビジネスシーンで参考になるようなものまで
巷には色々なテイストの「診断テスト」があるようです。

自分の性格タイプをサックリと知ることは、
より良き行動の指針にもなりますし、
また、コミュニケーションを助けるものとしても役立つでしょう。

でも、そこにはちょっとした危険もあるような気がするのです。

 

ところであなたはどのタイプ?


コーチングなどでよく使われるものに
次のようなタイプ分けがあります。

① コントローラー 自分で物事を進めていく。周りを支配していく。

② アナライザー  客観的な分析が得意。堅実。

③ プロモーター  アイデアが豊富。他者と共同して物事を進めるのが得意。

④ サポーター   協調性に優れる。支持やサポートに回るタイプ。

この4タイプ、実は西洋占星術における4つのタイプ分けと
ほぼリンクしています。

占星術でも、10個の天体がそれぞれ「何座」に位置しているかをみて
そのホロスコープの持ち主がどんなタイプなのか、
4つに分類する、という手法があるのです。

その際の分類法は、「火」「地」「風」「水」の4つ。

この4つが、先にあげた分類法と内容が重なっていて、
最初にそれを知ったときには、大変興味深く感じました。

「火」タイプ おひつじ座・獅子座・射手座
 → コントローラー

「地」タイプ おうし・乙女座・山羊座
 → アナライザー

「風」タイプ ふたご座・天秤座・みずがめ座
  → プロモーター

「水」タイプ かに座・さそり座・うお座
   → サポーター

「仕事をする時の様子・役割」で考えてみると
自分の太陽星座、いわゆる「私は○○座」が
案外あてはまっていると思うのですが、いかがですか?

 

「タイプ分け」にひそむ危険性。


さて以前、とあるビジネス講座でのことです。

講師の方が受講生ひとりひとりに向かって、
「あなたはアナライザー」「あなたはプロモーター」という
判断を告げる場面がありました。

その時は、別に何のテストをしたわけでもなく、
講師の方の印象で、受講生は次々にタイプを判断されたのです。

で、確かに外したことはおっしゃらない。
なので、それはとりあえずおいといて。

何せ「あなたってこうですよね」って言われるの
好きな人多いじゃないですか。

「やっぱり私ってそうなんだー。」
「あなたはどうなの~?」とワイワイ盛り上がる。

盛り上がるのはいいのですが、
肝心なのは、その結果をどう活用するか、ですよね。

その結果をもって、この先何を意識して行動すべきか、を
考えるべきですよね。

でも、そこまで考えない。

これってなぜだかわかりますか?

 

「タイプ分析してもらうの好き」な人は要注意。


タイプ分析って何のためにするのでしょう。

少なくとも、ビジネスシーンやコーチングの場でそれが行われた場合、
「では、どうするのが得策か」を
考えるための分析ではないでしょうか。

でも実際には、

タイプ分けをされた。(してもらった)

そうなんだ!と納得した。

終了。

となりがち。

こうなってしまう理由。

それは
「あなたはこのタイプですね」と、宣言されることで
自分のことをその通りに決定してしまうから。

枠にはめられた瞬間、その中身になってしまうからなんです。

他の可能性については、自動的にシャットアウト。

これが、
「思考停止状態」
です。

「物事を4つに分類する考え方」自体は、
時代を問わず普遍的なもの。

普遍的で本質的であるからこそ、
コーチングで使われる分類法と、ホロスコープリーディングで使うそれとが
関連しているのだと思います。

でも、行動指針として仕事に使うには
それってあまりにも大雑把すぎる情報。

そして、「タイプ」がそうだからといって、
その通りに行動しているかどうかは別問題です。

「実際的な一歩」を踏み出すためには、
自分のタイプ、すなわち「持ち味」が十分に発揮できているかどうか、
まずは確認しなくてはなりません。

もし、発揮できていない場合は、
その理由をみつける、という作業が必要。

それをしないと、せっかくの分析も
雑誌に載っているお楽しみ心理テストと
何ら変わらないものになってしまいます。

 

データや他人に決めつけられるのはイヤだね。


大きな4つのタイプから
それをさらに細かく分析していくのは
ホロスコープリーディングの得意とするところ。

でもその前に必要なのは、
「あなたってこうですよ」と判断された時、
あまりに素直になりすぎないこと。

「私ってそういう人なんだ!」と
気持ちよくなるだけで済まさないこと。

これを少しだけ意識していられれば、
「思考停止」状態におちいらずに済むはずです。

「自分について何かしらのことを言って欲しい」
という心理は、誰もが持つものでしょう。

でも、「判断されて満足」からはもう卒業。

得た情報は使い倒して、自分の道を切り開いていきたいものです。

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