独立、起業するなら知っておきたい「月星座」のはなし。

こんにちは。
なぎやきょうこです。
ホロスコープリーディングでは、
少なくとも10個の天体の位置関係を組み合わせて、
人の資質や運命傾向などを読み解いていきます。
「10個の天体」は、それぞれに違う性質、役割をもっています。
それはまるで、ひとりの人間の中にいる10人のキャラクター。
「○○座の運勢は?」という星座占いは、
10人の中のたったひとりである「太陽」のことだけを
よんでいます。
なので、かなりおおざっぱな情報しか出てきません。
「わたしは○○座ですけど、その星座の解説読んでもピンとこないんです」
と、訴える方が結構いらっしゃるのは、そういうわけ。
かくいう私も、実はその典型です。
一般的に「かに座の性格」と、よくいわれているのは次のとおり。
・家庭的
・母性的
・むいている職業は保育士、看護師…
いやいや、ここに自分はいない。
全然当たってないじゃん、星うらない…
と、タロットの勉強を始めてからも、
ずっと思っていました。
でもその後、
自分の「月星座」なるものがみずがめ座だと知り、
その性質を知った時、「あれ。私ここにいた!」と
ちょっとした衝撃を受けたんです。
みずがめ座は、よく「一風変わっている」といわれます。
「常識的、慣習的なこと」に反発しがち、という性質があるからです。
そして、「母性」とか「家庭的」といったものに関しては、
どちらかというと「メンドクサイ」と感じるような面もある。
私自身が「当たらない」と感じていたのはこの部分でした。
「星占い」ではない「ホロスコープリーディング」
これはおもしろそうだ。
私が西洋占星術にのめりこむきっかけは「月星座」だったんです。
「月星座」こそが、人の本性。
雑誌やテレビの占いコーナーに出てくる「○○座」というのは、
上でも申し上げたように、太陽がどの星座に位置しているか、という意味。
そしてこの「太陽」
実は人の性格、気質を表すものではないのです。
太陽が表しているものは、
個人がその意志をもって、発展させていくべき性質。
それは人生のテーマともいえるでしょう。
なので、ただ流されている人の太陽は輝きません。
太陽星座の性質は、目標としてつかみ取っていく必要のある
私たちにとっての「課題」なんです。
それに対して月は、本性、本音、素顔の自分を表す天体。
意識的でない時に、うっかり顔を出す「素の部分」です。
仕事をしている時に発動するのが太陽。
帰宅して部屋着になった時に顔を出すのが月。
なので、セッションの時にも「月星座」の性質についてご説明すると
「そうそう!どうしてわかるんですか!」って、盛り上がるんです^^
男性の「月星座」はあまりよまない方がいい?
一般的に女性は月星座について過敏に反応しますが、
男性はピンと来ない人が多い、と聞いたことがあります。
オフィシャルな場面で活躍する太陽と違い、
私的で受け身な月は男性にとって、いってみれば「弱み」でもある。
なので、そういった部分を下手に指摘してしまうと、
男性の場合、プライドに傷がついてしまうことがあるらしいのです。
あからさまに機嫌が悪くなる人もいるとか…
そして、自分が持つ天体の性質を無視し、使わないでいると、
そのエネルギーは近くにいる人が代わりに使うことになる。
多くの場合、男性の月の性質は奥さんに投影されます。
そして、「そんな軟弱な月なんてもの、自分には関係ない」で
済ませてしまうことになります。
でも私最近、「月星座」の性質をうまく使っている男性も
結構存在しているな、と感じるようになりました。
そしてそのタイプの男性って、
起業家だったり、それを目指している人に多いようなんです。
「本性、本音」を抑えていたら、ひとり仕事はできないのだ。
サラリーマンとは違い、「ひとり社長」とか「起業家」って、
仕事とプライベートのオンオフがはっきりしていない場合が
多いのではないでしょうか。
「ここまでが仕事」「ここからは気を抜いてお楽しみ」
という感じよりも、
「仕事していても、その中にお楽しみがある」
「本音、本性丸出しで仕事している」という感じ、
ひとりで仕事をしている人に多いんだと思います。
そう考えながら、ひとり仕事に関わる男性のチャートをよむと
見事に「月星座」を使っています。
「より本音で」働いているんだろうな。
そんな風に感じるのです。
月は、その存在に気づかずにいると、
心身のコンディションが崩れやすくなります。
それを考えると「ひとりでやっていく人」が
月をしっかり使いながら活動することは、
自分で自分をチャージすることができる、ということにもつながる。
だから私は、男性の月もがっつり読んで説明します。
「え…なんでわかるんスか…」と苦笑いする男子を見るの、
結構楽しいです( ̄▽ ̄)
「生まれた時間」がわかれば、月星座は簡単にわかります。
月星座を調べるには、生年月日に加えて
「出生時間」が必要です。
それさえわかれば、ネット上にあるホロスコープ作成サイトで
簡単に自分の月星座を調べることができます。
参考サイト 「YOUR MOON SIGN」
「○○座」と違う星座が現れる可能性が高いので、
ぜひ、その星座の性質についても調べてみてください。
それがあなたの「本性」「素顔の自分」です。
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